LOVE School LifeⅡ【完結】

「俺の本音バレて、それから中途半端に冷たくしようとして。
更に傷付けちゃった。
友達になれるかもって思ったのに、自分から壊しちゃったし。
つか、資格ないなあって思ったよ。
だから、俺が振られたって皆には言った。
俺の勝手だったし、愛ちゃんが振られるのもおかしいでしょ」



秋人はあははって自嘲すると、髪の毛を掻き上げる。
サラサラっと綺麗な秋人の長髪が揺れた。


「嫌かもしれないけど…やっぱり謝らせて」


秋人は私の方へ体を向けると、情けなく眉を下げる。


「ごめんね、愛ちゃん」


ああ、もう胸が痛くて仕方ない。
昨日あんなに泣いて泣いて、本当に泣いたのに。

涙腺、壊れちゃったみたいだ。

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