ダイヤモンドの未来
助手席、乗っていいんだよなぁと、いつも心の中で確認する私。

車のそばで足を止めた私に、
「どうぞ。」と促してくれる。

助手席に座り、バックと紙袋を膝に置く。

暗いのに目立つなぁ…。

先生が、「そういえば。」と後ろに席においてあった、膝掛けを手渡してくれた。

「よかったら使って。」

「ありがとうございます。」

ありがたく使わせてもらい、早速、水色を隠した。

< 302 / 331 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop