天才に恋をした
仲間とのキズナ

35-1

昼休み。


久しぶりに見たクラブハウスが、光って見えた。





着替えたい。

着替えて、ウォーミングアップしたい。

陸玖が、鍵を持ってやって来た。




「おう」

と声を掛けた。


「ああ」

と返事があった。

やっぱり、ぎこちない。



クラブハウスに入って、窓を開けた。


暑い。


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