今度その手をつなぐ日は
事務所のパソコン
『土曜日のヒロシ会、来られるよね?楽しみにしてる♪』


職場のパソコンのディスプレイに、不似合いな浮かれた文面が踊る。


沢山の余白が余りにも眩しくて、徹夜明けにはきつく、思わず目を背ける。


「行く前提だもんなぁ……」


ため息混じりに呟いてみる。


行きたくない訳じゃない。寧ろ、行きたい。


誘ってくれるのもありがたい。


だけど、嬉しい気持ちと面倒臭い気持ちと、正直半々で。


『勿論行くよ!でも仕事急に入ったらごめん』


負けず劣らず短い文を送りつけて、あたしはコーヒーを入れる為、デスクを離れた。
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