love story

当日会った彼は、当時の面影を微かに残しながらも素敵な男性になっていた。

同じ独身でIT関係の仕事についているらしく、若くして部の長を努めてるらしい。

たしかに当時から生徒会長をやり遂げるぐらいしっかりものだったっけ。


「村木はOL?」

「まぁね。平凡な腰掛けOLだよ」


会場で個々に同志達と会話をする中、私は彼との会話を楽しんでいた。

それと同時に彼に対する淡い気持ちがふつふつと沸き上がるような感覚がした。

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