僕、幼なじみと恋愛中

｢小さい頃も拓、好きだったよね。｣








｢ん？何が??｣








｢僕の作ったグラタンとチンジャオロース。


よく、作ったら匂いで分かるくらいだったじゃん（笑）｣








あー、そんなこともあったな








｢旨そうな匂いがしたから分かったんだよ。


俺の好物だしな｣








｢え!?そうだったの??

てっきりお腹空いてたから食べに来てるのかと思ってた｣








｢拓海、ご飯食べ終わってからお腹いっぱいっていいながらも嬉しそうに杏夏の食べてたものね。｣








フフフッと笑いながら言う母さん。








｢そうだったの！？

無理に食べなくても良かったのに…｣








無理に食べるわけねぇだろっつーの！