僕、幼なじみと恋愛中
んー…どうしよう!!
あッ!!拓に電話しよーっと。
携帯を取り出し、通話ボタンを押す直前、後ろから拓の声が聞こえた
「何してんの??」
呆れ顔で僕をみる拓。
「ムゥ…
だって拓、女の子たちに囲まれてて声かけられなかったんだもん。」
頬を膨らませて言うと、拓は僕から目を逸らして言った
「悪かったな。
とりあえず、時間なくなるから行くぞ??」
「うん!
って、どこ行くの??」
「は??杏夏が決めてたんじゃねぇのかよ」
え!?なんで僕が??
「決めてるわけないよ」
「ハァ…どっか行きたいところあんのか??」
「ん~…拓の行きたいところでいいよ?」
拓は少し考えたあと、「了解。」と言って歩き出した。