立場逆転!?幼馴染みと私。


「…わぁ!」

悠太の顔が近くて再び驚いて尻餅をしてしまった。

恥ずかしい…。


「おと、大丈夫!!?ふらついてるし…保健室行っとく??」



「…!!大丈夫だよ!!」



ふらついたんじゃなくて悠太の顔が近くて尻餅ついちゃったんだけどな、


「そ、そっか!ならよかった!」ニコッ


あ…、かわいい。
背は高くなってもこーゆーときの
笑顔はほんとにかわいいね。
無邪気って感じで。


「…クスッ」


私もついにやけて笑ってしまった。



「あっ、」



「やっと笑ってくれたね。
ゆうなちゃん♪」



「…き、気のせいだよ、気のせい!!」


私も笑いながら言い返す。


「そーなんだ~♪」


悠太も笑いながら言ってくる。


あー。
やっぱり保健室で起きたあの出来事は
私のただの夢か何かだったのかもしれない。


そう思いながら悠太と教室に入る。
教室では遥が私の分まで次の授業の準備をしてくれているところだった。

あれ?でも遥確か南本さんくるまで一緒に話てはずなのに…どこいってたんだろ。
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