晴れ女
『お前は“俺の”だろ?』
心臓が大きく跳ねた。
まだ駅前の私は、朝陽の声に体が固まり、明らかに通行人の邪魔。
8時前と言う時間帯はなかなかの人通りがあって。
駅前だけあって、近くに居酒屋やコンビニもある。
しかし。
頭の中は朝陽でいっぱいで。
周り何か見えてなかった。
「ふ、ふざけんな!!」
思わず飛び出した大きな声。
人が次々と振り返る。
浴びせられる視線に、我に帰ると、急に恥ずかしくなって俯き自宅へと歩き出した。