絶対零度の鍵
鍵師が着ていたのに近い。
動き易そうな作務衣みたいな服。
藍色のキレイな色に染め上がっている。
「ま、いっか。あとで」
僕はそれを暫く見つめて、ぽいっと脇に放ると、ベット…マット?に仰向けになった。
自覚はなかったものの、身体は疲れていたようで。
柔らかい敷物の上に横になると、必然的に瞼が下りてくる。
右京は今頃どうしているかなぁ。
羽根を治してもらっているかなぁ。
そんなことを考えながら、数秒後には寝息を立てていた。