絶対零度の鍵
ここの世界の者たちは、のんびりがモットーなんだろうか。
それともなるようになれ、というのが信念なのだろうか。
そもそも、もしかしたら、今までの事は全部ドッキリ、なんてことあるんじゃないだろうか。
そんな風に思えてしまうくらい、この世界の者達―特に双子は、どうでもいいことに時間を掛け過ぎている。
バァーン!
僕がそんなことを考えていると、突然銅鑼を鳴らしたかのような大きな音が広間に響いた。
双子の言い争いもぴたりと止んだ。