正義の蓮は緋色です。
薄い色の髪を掻きながら向野は言った。
「そんな表立った事したくないなら役員会選抜時点で副総務なんねーよ。仕事何もないけど。単に五十嵐に言いくるめられんのが嫌なんだろ」
「あーそっか!」
「クラスNo.2だもんね。仕事ないけど」
「五十嵐もその心境を悟って楽しんでるんだろうね」
「確かに意地が悪いね」

推理もそこそこに2人が黒板近くから戻ってきた。
「やる?」
「・・・やr」「やるんだってさ!!ほんと何が嫌なんだったんだろうね!!」

「煩い!お前に言いくるめられんのが嫌なんだよ!」

(あ、やっぱり)
と心の中で思う向野だった。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop