レインボーマジックイン!
生徒会のメンバーは四方八方に散り散りに分かれ、やがて姿が現れた。


「ふー…危なかったー…」
澄桃は隠れていた電柱に座り込んだ。

「黒川、大丈夫か?」

有栖は麗遠の言葉にゆっくりと頷く。


「なんとか…」

その言葉に藍はうーん、とうなだれる。

「また魔法を使うには、ちょっと時間が必要だよな…」

「そうね…」

有栖は魔法を発動しようとするが全く反応しない。力が全くでなかった。


「…! 待って!」




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