病弱女子とお医者様
―ガラガラガラ
???「柊 翔馬(ヒイラギ ショウマ)です。」

前「じゃあ柊の席はあそこな。」

そう言って、
私の隣の席を指差す。

翔「わかりました。」

そう言い、私の隣へ
やってきた。

翔「咲、久しぶりだな。」

ん?誰?

翔「覚えてないようだね。
  俺だよ翔馬だよ。」

ん~そんな人いたっけ?

翔「中学上がるまで
  隣に住んでた!」

あぁ思い出した!

 『翔くん久しぶりだね!』

翔「おう。やっと思い出して
  くれたな。」

 『ご、ごめん。』

翔「咲。可愛くなったな。」

 『そう?ありがと。』

翔「今日からまた
  よろしくな。」

 『うん。よろしく。』

しばらく私と翔くんは
懐かしさの余韻に浸っていた。
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