病弱女子とお医者様
それから1時間。
私は、寝られずにいた。

でも、さすがに寝なきゃいけなかいから、
目を瞑った。

意外と眠かったらしく
私は、意識を手放した。

ピピピピピッピピピピピッ
めざましの音で目が覚めた。

ズキッ
寝不足からか、昨日の発作の名残からか
わからないけど、頭が痛い。

でも、弁当作らなきゃいけないからな。

気合を入れて、弁当作りを始める。

よし!出来た!
さっきより頭は痛むけど大丈夫かな。

葵「咲。おはよ。」

 『あっ、葵おはよ。
  今からご飯作り始めるね。』

葵「それより先にこっちおいで」

 『何で?』

葵「顔色が優れないから。」

 『先にご飯作らなきゃ遅刻しちゃう』

葵「駄目だ。先にこっち。」

 『嫌だ!』

しばらくこんなやり取りをしてたら、

葵「ハァわかった。先作って」
先に葵が折れてくれました。
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