オレのオンナだって、わからせてやるよ
「夫と別れてください‼︎」


なんて、会社に乗り込んできちゃって。


周りだけじゃなく、わたしまでポカーン。


知らなかったとは言え、周りの目は非常に怖いもので。


いずらくなって、退社。


まあ、わたしの人生なんて、ショセンこんなもんだ、きっと。


初恋だって、すぐに撃沈したしね。


「また、そんなこと言ってー。将生もなんとか言ってやってよぉ」
「ん?オレからかぁ?んー、潤耶なんてどうだ?」
「はぁ?勝手にオレの名前出すなよ‼︎」
「なんだよ。すみれと潤耶、お似合いだろ?」
「ねぇ?」


すぐに茉祐子と将生は、わたしと潤耶をくっ付けたがる。


そんな二人は、いつの間にか付き合っていて、来月籍を入れるそうでー。


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