NA・NA・MI
アタシはうんうんと頷いて、ハヤトはそのまま伏せて眠ってしまった。
疲れてるんだな…。
アタシは1時間待ったけどハヤトは起きなくて、仕方なくハヤトを起こした。
「ハヤト、帰ろ?」
「うん…」
「ハヤト!」
ハヤトは眠そうな目を擦りながら言った。
「んー。分かった。あ~、寮帰りたくねぇ…」
「何で?」
「ワンルーム6畳に男三人居るんだぜ?たまには広い所で寝たいよ…」
うちに来れば?
アタシは言いかけてやめた。
だって、あんなカビ臭い部屋にハヤトを呼べないだろ?