NA・NA・MI
アタシはその日に貰った給料袋を握り締めて、クラブホワイトに向かった。
クラブホワイトの前に着くと、ハヤトに電話をする。
ハヤトは携帯に出なくて、少しすると掛け直して来た。
「もしもし」
「ごめん。今満卓で忙しいんだ」
「うん。昨日の売掛、払えるだけ払いたくて…」
「明日じゃダメ?」
「明日じゃダメなんだよ!!早く出て来てよ!」
アタシは思わず大声で叫んだ。
アタシは多額の売掛と、明日あのオヤジと寝る事で、頭がおかしくなりそうなんだ!
だから…早く来いよ……。