NA・NA・MI
「えっ…?」
菜実はアタシを無視して、そのまま人混みの中に消えて行った。
アタシには脱力感しか無かった。
余計な事を考えると、そこのビルの屋上から飛び降りてしまいたくなるだろう。
アタシはキャバクラを無断欠勤し、無意識のままクラブホワイトに向かっていた。
会いたいんだ
ハヤトに。
傷ついたアタシを癒してくれよ。
そしてアタシは又ハヤトに会う為のお金を作る為に、オヤジと寝る。
出口が見えない蟻地獄の中にアタシは落ちた。
きっともう戻れないよ。
モドレナイ……。