NA・NA・MI
アタシは歌舞伎町の中をグルグルと回った。
ハヤトは今頃、何処かで女客とご飯でも食べているのだろうか?
でもいいんだ。
アタシが彼女なんだから、気にしないよ。
アタシは何だか疲れて、デカマックの前に座り込んだ。
アタシの歌舞伎町デビューはここがスタートだったんだ。
「彼女、いくら?」
酔っ払いのオヤジが聞いて来た。
「5万」
「よし、買った」
アタシは又、知らないオヤジとホテルに向かう。
一度汚れてしまった身体はもう元には戻らない。
何処までも落ちてやるよ