キセキの証
出逢い

『はぁー。今日も部活か・・・。』

この退屈な毎日に疲れてきた。
睡眠時間もなくて、休みもなくて、ただただ毎日同じ時間を過ごしていく。

うちの名前は、愛聖 亜結。ナルセ アユ
高校1年、
バレー部に所属している。

『亜結、また、それ?ため息ばっかついてると、幸せ逃げるよ?』

そう言って近づいてきたんは茉結マユ。
茉結は、高校に入って唯一仲良くなった子だ。

『もぅ、とっくの昔に私から幸せは逃げてしまいましたよ。』

『そんな、皮肉言わないでさ、頑張ろーよ!ね?』

『はいはい。』
< 2 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop