鈴が咲く【前編】
康平side
すっげぇ...
あれが、あの咲希ちゃんなんか...?
翔太も、谷先も、理事長も...
肌に伝わる独特の感覚。
...霊力があふれとる。
「うわっ!!」
光輝の方に
槍見たいのが一本飛んできたのを、
咲ちゃんの式がはじき返し取るのが見えた
『!
危な。』
はじいた女の子がそう言うた
『琴。気をつけとけよ?
こいつらを守る価値は無いとは思うが
咲が言ってたんだしな』
柳とかいう奴がそう言うて
こっちを見てきおった
「なんやねん。
なんか文句あんのかわれぇ」
『何でこんなのを...』
無視して呟く柳っちゅー奴。
いけすかんわ...こいつ。
『まぁ...
咲様は柳の言葉があったにせよ、
当主にはなりきれていませんね...』
『あぁ...
咲の意識ん中では「本気」かもしんねぇけど
咲はもっと強ぇーかんな...』
『実際、私達は
咲と練習してるからあれくらいなら
勝っちゃうかもね~?』
『あぁ...』
すっげぇ...
あれが、あの咲希ちゃんなんか...?
翔太も、谷先も、理事長も...
肌に伝わる独特の感覚。
...霊力があふれとる。
「うわっ!!」
光輝の方に
槍見たいのが一本飛んできたのを、
咲ちゃんの式がはじき返し取るのが見えた
『!
危な。』
はじいた女の子がそう言うた
『琴。気をつけとけよ?
こいつらを守る価値は無いとは思うが
咲が言ってたんだしな』
柳とかいう奴がそう言うて
こっちを見てきおった
「なんやねん。
なんか文句あんのかわれぇ」
『何でこんなのを...』
無視して呟く柳っちゅー奴。
いけすかんわ...こいつ。
『まぁ...
咲様は柳の言葉があったにせよ、
当主にはなりきれていませんね...』
『あぁ...
咲の意識ん中では「本気」かもしんねぇけど
咲はもっと強ぇーかんな...』
『実際、私達は
咲と練習してるからあれくらいなら
勝っちゃうかもね~?』
『あぁ...』