鈴が咲く【前編】
「あ、俺売店行ってくる!」
三人にそう声をかけて
売店に向かった。
木で作られているような、
オープンな感じのお店。
「っと~...?」
店に近づこうとしたとき
何か、違和感が引っ掛かった。
「ん?」
店の裏の、少し影になっているところ。
何かが動いたような気がして
そこを覗き込むと。
バシュッ
「うわっ!?」
足元に一本とんできた、
金属製の矢みたいなものに
驚いて、のけぞりながら足を止めた。