鈴が咲く【前編】
今日の夕飯は...
翔太side



咲が部屋に戻って行った。

と同時に、光輝と康平が
ぐるっとこっちを向く。






「...んだよ?」

「『何だよ?』と違うわ!翔太!おまえはほんまに...」



...部屋戻ろう。


「って!おぅい!無視すな!」






「翔...?咲希ちゃんと、どういう関係...?」


光輝...やっぱ勘いいな。



こいつら...ってか、学校内では
咲と亮にぃと誠にぃ以外、
俺らの力を知ってる人はいない。

「...秘密?」

ってことにしとこう。

なんか勘ぐってる光輝と、
不思議そうな康平。
めんどくさそうな龍也達に
背を向けて部屋に入ろうとした、

「あ、龍也。
お前、今日咲の部屋来いよ。」


ところで龍也に声をかけた。


「...いやだ。」

「咲は今までの奴らとは違う。
大丈夫だ。」




「...」

「俺らも周りに居る。
...咲、そういうのは人一倍気を使うんだ。
それに、来なかったら咲、余計気を使うし、落ち込む。
来てやってくれ。」



「......」

「龍?」「龍也?」

二人も呼び掛ける。





「.....はぁ」

観念したようにため息をついた。


「...ありがとな。」

「部屋、戻る。」

龍也がそう言って、
全員が部屋に戻って行った。

    翔太side snd
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