永遠の果て
 胸のもやもやを必死に抑えながら、緩慢な動作でベッドに腰掛ける。
 明日にでもこの部屋を片付けなくては。部屋と一緒に、消化できていない思いを捨てなければ。

 急に、眠気が来た。
 とりあえず今日は寝よう。さっきソファーで寝てしまったせいか、少し体がだるい。
 東京から持ってきた部屋着に着替え、ベッドにもぐり込む。
 明日になったら、余計なものは全て捨ててしまえばいい。

 さようなら。サヨウナラ。
 ワタシノコイ。
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