4つの通り名をもつ最強少女
「いや」
『いっいや??』
なんで、いや?どいてくれないの??
「さっきの続き、やろうぜ?」
『さっき??』
「海斗に邪魔されたからな」
海斗に…。
あ…。
『えぇ…?!まっまた…、やるの?』
「じゃねーと演技、できねぇだろ?」
『そっそれは、角度でだませば…』
「本気でやったほうがドキドキするだろ?」
ニヤニヤしながら言う幸兎。
普通なら気持ち悪い。そう思う。でも、
カッコイイって、おもう。
『でっでも…んっ…////』
きっキスされてるっ?!!
それも、深い大人のキス。
とても、甘いキス。
『んっ…はぁ…ぁ…』
私の口からは甘い声が漏れる。
『っ!んっ!』
口の中にヌルッとした、暖かい物が入ってきた。
それは、幸兎の舌だとすぐにわかった。