好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
「…久し振り、だね。元気だった?」

縁を切りたくない、つまり、だから、変に険悪な雰囲気にもなりたくない。
まあ、別れ方があの別れ方だったから、今更付き合ってた頃みたいな綺麗な関係ではいられないかもしれないけど。
それでも、ここで私から必要以上にツンケンしたり嫌味を言ったりするのは嫌だった。


『元気…だよ』

「そう。良かった。でも、その割にはさっきから声、暗くない?」


すると、またしてもさっきみたいに若干の間があり。


でも、私が何か言うよりも先に、俊は口を開いた。


「あのさ…今から会えないか?」

「え?」
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