私は先生に恋をした。


「好きだ…。」


耳元で囁かれて驚いた。


「せんせ?」


すると先生は我に返ったようで私から離れた。


「ごめん…。」


先生は俯きながら言った。


「…謝らないでください。私「いいんだ。今の言葉は忘れて?送るよ♪」」


私の言葉が遮られ、私は道具を片付けて部屋を出た。


帰りがけもお互い沈黙のままだった。


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