平凡な日常










そんなことがあり。
今……に至る。


絢乃も時間が経過し、自然と泣きやんだ。



「………………………………。」



「………………………………。」



やはり俺も、絢乃も、話す気力など無い。



あの放送の後………。
やはりいろいろな人から連絡があった。


仁、遠藤さん、吉田さんなど、いろいろな人達、やはり俺達未成年の友達、ほとんどから連絡が入っていた。


皆やはり最初は嘘だと…………そんなこと信じたく無いと………。
自己暗示をかけていたらしい。


だが…………俺は皆に親父からの拳銃のことを話すと………。
まだ信じたく無い奴も居たが。
ほとんどが"Destiny"のことを信じた。

中には泣き出す人も数人。




クラスのほとんど………
友達のほとんどから連絡は入っていた。



なのに……………康平からは連絡が入らなかった上に。


電話をかけても繋がらなかった。




俺は今………康平が心配でしょうがなかった。








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