幼馴染なアイツの隣。
俺の幼馴染の高瀬 駿。(タカセ シュン)
男みたいな名前で、性格は男っぽいけど女っぽい。
容姿は、可愛い女の子。

「ねぇ、照美 教科書貸して。」
「あぁ。」

こんな会話だってぎこちない。
その原因は多分てか、俺。
俺がはっきりしないから。
今まで普通にあった生活が崩れて。
駿との間に埋めようのない溝ができた。
なんとかしたいけどなんともならない。

「どういたしまして。」

ほら。こんな言葉すらまともに顔を見て言えない。
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