先生の手が触れる時


俺はしっかり頷く

守ることはとても難しい。
でも
彼女をこのまま…ほっとく訳にはいかない。

ゆっくり知れたら良かった。

いつか

彼女が話してくれるのを待とうと思った

でもその間に
彼女が苦しんでいたら?

俺はその方が我慢できない

嫌われても守ってみせる。

それが守ることだと思うんだ
< 111 / 342 >

この作品をシェア

pagetop