先生の手が触れる時

「はい」

私は先生の目を見つめ返して頷く
そして同時に私は1つの決心をした

父から、徹底的に離れると。

自分のためにも
そしてなにより、先生のためにも。

私は今まで諦めていたから
父に体を触らせることを許していた

だからどんなに体を傷つけられても
絶対に離れる

先生と一緒にいるために。

繋がった先生との気持ちがあれば
頑張れる気がするの

だから先生

もし私が泣きたくて辛くなったら
抱き締めてほしい。
そして大丈夫だよって、そう笑ってほしい


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