【完】あたしはニセカノ。
「桃ちゃん!あたし…自分で話してみる」



「そうなの!?大丈夫?」



桃ちゃんがかなり驚いている。










「うん。ふたりに話したってわかったら、涼くん…嫌がるかもしれないし。ここは、なにも聞かなかったことにして?

着いて来てもらったのに、ごめんね」



「そんなのいいから、気にしない!ねっ、タイちゃん。今からデートしよっ」



「おう。そーだぜ、気にすんなよ。紗南ちゃんのこと好きだから、全然……ぉわっ!!」



桃ちゃんにヘッドロックされ、タイちゃんは連れて行かれてしまった。





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