あなたと
先輩の様子が･･･

そうこうしていると、先輩方が急に後ろに向いた。

｢｢｢｢あんたたち、ブツブツ言ってねーで、ハッキリ言えよ。｣｣｣｣
っと、先輩方が急に言った。そんな先輩方を見て教室にいた全員が黙った。
教室にいた子たちと私は先輩方の発言に驚き、そこにいた全員がその時、恐怖を感じた。

教室にいた私を含む全員が先輩の方を見てると、馥城先輩が、
「トキちゃん、昼休みにののに言ったみたいね？　自分が入ると私たちの印象が悪くなるって言ったみたいね？」
と、少し怒っているような声で聞いてきた。
私は小声で、
『はい』
っと言うと、
「そうですよ。こいつを入れると先輩方に悪影響を与えますよ。こんなクズで汚れているコイツを･･･」
っと、廊下の方にいたマイが扉のところから私たちの方を見て言った。
そしてゆっくりと先輩方の方に近づいていった。

マイが先輩方の前に来たときに神条先輩が、
「あんた誰、なんでそんなことを言うの？」
っと、言うと
「これは失礼しました。私はマイと申します。」
っと、昼とは違う態度で先輩方に挨拶をした。
「私はコイツのせいで男と援交しているという噂を流されたんですから。」
『私そんな噂流してない』
っと、私が言っても教室内にいた子全員は反応しなかった。

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表紙・目次

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