クールなお医者様のギャップに溶けてます
「おぉ!本当にイケメンだな!」

そこかよっ!
他にいう事ないのかよっ!

「朝早くからすみません。そして昨日はすみませんでした。」

「なーに、気にする事はないさ。亜樹の事だ、どうせ無理したんだろ。それがお互いに分かればいいさ。」

お父さん…。
ちょっとジーンとしちゃう。

「それより、先生は仕事じゃないのか?お父さんはこれから仕事なんだよぉ〜。もっとたくさん話がしたいのにさ〜。また今度ゆっくり来てくれ、な?」

「はい。私も仕事なので、また日を改めて伺います。」

「え?あら、やだ。先生仕事なの?私もお話ししたかったのにぃ。こんなかっこいい人とお話なんてなかなか出来ないもの♡」

「お母さんには俺がいるじゃないかー。」
「お父さんも素敵よ。」
「お母さんー♡」

何、この会話…。
娘的に恥ずかしいのを通り越して情けないんですけど。
さっきのお父さんはいい感じに娘を思う威厳たっぷりの良き父だったのに。
お母さんはバタバタどっかに行っちゃうし。
「朝からうるせーな。」とか言う髪の毛ボサボサの弟まで登場だよ。
なんて騒がしいんだ、本山家…。

「おっ?ねーちゃん朝帰りか?そりゃ良かったなぁ。俺は心配してたんだぞ。で、結婚はいつだ?」

「何?結婚?いつだ!もう決まったのか!?」

「ちょっと、うるさいよ!」

怒鳴ったらようやく静かになった。
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