右耳ピアスのアイツ

princess





キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴り、みんな一斉に帰り出す。

私も帰る準備をする。


「夏輝ー。今日も寄ってくでしょ?」

「うん。寄るー。」


私達は学校が終わると、ほぼ毎日
princessのたまり場に寄っていた。

特に用事があるわけではないんだけど、自然とメンバーが集まる。
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