One Time
BOYFRIEND



街のネオンが光り秋風が冷たく吹く。


それと同時に紅葉や銀杏が揺れ散っていく。


俺は散っていく葉っぱをみながら友達と歩いていた。



「なぁー、なおき聞いてる?」



「えっ、何だっけ?もう一回ってくんない?」

あまりにも落ちていく葉がきれいでまったく友達の裕也の話を聞いていなかった。


「だからぁ、あのこめっちゃかわいくね?」


「どの子だよ。」


すると裕也が向かい側の道を指差した。

「あの子だよ。赤いマフラーしてる子。」



赤いマフラー?

人が行き交う中で俺はその赤いマフラーをした女の子を探した。


「あぁ、あのスマホしてる子?」


「かわいいよなぁー、俺彼女にしたいわーあんな子。」


彼女ねぇ。ってかその言葉前も言ってたし。







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