【完】強引に、キス

それをしない五十嵐は何を考えているのかわからない


これだから、イケメンは嫌いなんだ。


「幸司ーっ、ご飯できたよー」


施設から声をかけてくる音亜に俺は慌ててなかに入った。



時は過ぎて4月


あれから毎日音亜の送り迎えを、変わらずやってる


相変わらずアイツも施設に来るけど、おれは音亜に逢わせたくなくていつも阻止する


「幸司幸司っ」

最近やっと少しずつだけど笑顔が戻ってきた。


この笑顔を必ず、必ず俺のものに


「え…なんで………」

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