【完】強引に、キス

悠雅を見送って、施設に入ると光子さんと幸司が何かを言い争っていた


「どうしたの?」


2人は私に気づくと、何もなかったように笑顔を向けてくる


「何もねーよ」

「音亜、幸司お腹すかない?今から作るわね」


光子さんが座るテーブルに近づいた時、何かを隠すのが見えた

光子さんは慌てて台所へ、幸司は私を部屋に連れて行く


「ちょっと、何かあったんでしょ?」

「何もねーって!それより、俺今日ここでねてい?」

「は?ダメに決まってんでしょ!」

「あーだめかぁ(笑)ちぇ」


最近、幸司が甘えたになったようなのは気のせい?

一緒に部屋に入って、よく何時間も話をするようになった。

今までもそんな事は多々あったけど、今は毎日帰ってきて眠るまでそうしてる


「音亜、んじゃそろそろ寝るか」

「そだねっ」

「…」

「ん?」

「腹出してねんなよ?もし出してたら夜這いするから」


「ッッ!?」


ビックリして枕をほり投げると、幸司は笑って部屋から出て行く


最近の幸司はなんだか変。急に男らしくなったり、えっちな意地悪言ってきたり…



私はホットミルクを飲むために下に降りた

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