【完】強引に、キス


俺は櫂堂の頭の前にまで行って、あたまをあげる


「いいの?俺なんかに頭下げて」



意地悪く言う俺に櫂堂は少し悔しそうにこたえる


「あぁ、俺の誠意だ」



「いーんだあ。……あ、俺、さっき音亜にチューしちゃったんだあ」


「あ”?」


あ、イラついた


「でも、いーよね?セイイあるんだろ?しかも、たかが数回、ちょっと激しくしただけで怒らないよね?」


「………」


「音亜かわいかったなー、必死になって抵抗する顔、そそられるね」


「コロス!!!!」


櫂堂は俺の胸ぐらをつかみ、殴りかかった

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