【完】強引に、キス

キィーッ


屋上の鍵を開けて扉を開ける


「うまく逃げてこれるかな…」


そんな心配をよそに、悠雅はすぐに現れた



ギュッ

「きゃっ」


「すーっごく疲れた!って?」


「悠雅っ」


「ふーん、そんっなに俺のこと、すーっごく愛してんだぁ」


誇らしげな顔をして、後ろから抱きつきながら言う悠雅


「わっ、悪いっ?」

「いや、嬉しいよ」


こーやってやきもちやいて、秘密の暗号を送りあって、今まで以上にメールや電話をして、


こーゆうのも、いいかも。


「何考えてんの」

「ナーイショーっ」

< 203 / 247 >

この作品をシェア

pagetop