【完】強引に、キス

それから残りの2日間は美亜が長谷やんを避けるように過ごしていた。

長谷やんは美亜に何度も話しかけるけど美亜は無視。ほかの生徒といても、いつも美亜を目で追ってる

「美亜ー。そろそろ許したら?」

「やだ。あんな人だったなんてもうしらない」

「美亜ー」

「それより音亜、五十嵐くん!!美亜あれたべたい!」


美亜は陽気に振る舞うけど絶対、長谷やんが気になって仕方ないはず。

「今はそっとしとこう。香坂もその内しびれ切らして長谷を許すよ。長谷も反省してる事わかってるはずだし」

「そうだね、悠雅、行こっ」

私達は最後の自由行動を楽しんだ後、バスにのり京都を後にした。

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