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「俺の名前は、金山龍二!高1。龍二って呼んでな・・君の名前は・・??」

「じゃ・・先輩で・・私の名前は、秋山波奈です」

「先輩?波奈ちゃんもしかして年下??」

「はい!私中3です。」

「へぇ~!!」

話が終わると教室は静かになった・・







キィ・・
ドアが開く。
現れたのは塾の先生だった。。

「秋山??なんで今日おるん??
そーや昨日なんでこんのんなぁ!!」


明らかに顔は笑ってるのに声が笑ってない・・



「あの・・・今日だと思ってました」



「ちょーどええゎ。じゃちょっと昨日のみんながしたプリントして帰れ!!」


「は~ぃ」



「おぅ!龍二!勉強しょーるか??」


「おう!!ぁたりめーょ」


と言って先生は去っていく!!



「ぷッくくくッ・・・」
後ろから笑い声が聞こえる。



「波奈ちゃん!!ホントに間違えたんだ。」

本当のことだったから何も言い返せなくて
私は赤面してしまった。。。



トホホホっ・・・・
もう絶対先輩と塾で会いたくない・・


プリントを早く終わらせてお母さんに電話して迎えにきてもらおう。。
こんな恥ずかしいところにいられないし・・


ってか難しい・・・
一生帰れないかも。。


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