俺様彼氏の誘惑


『…最悪…』

呟くように言ったが、アイツには聞こえた

様だ。

「は?」

無表情にも怒ってるのがうかがえる。

『だから最悪だって言ったの。』

ゆっくり近づきながら言った。

『あんたみたいな奴のファン?

笑わせないでよ。』

睨みながら言うと、「…はっ。」と笑われ

た。
< 10 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop