俺様彼氏の誘惑
『え…私ですか!?』
予想外だ!!
こんな美少年が私に話しかけてくれるなん
で!
「どーぞどーぞ!梨香と話してきてくださ
い!!」
声が出ない私の代わりに華が返事をしてく
れた。
「すみません、じゃあちょっと高宮さん借
りますね!」
そう言って優しく腕を掴まれた。
『え!ちょっ!』
状況をまだ把握しきれてないよ!!
「とりあえず靴箱で待ってるね!」
困惑した表情を見せると、
ニヤニヤしながら華が耳元で言った。