好きな人はニセ彼女。
諦めるつもりなんてないけど、
無理してまでこの関係を続けようと思わない。
無理なんて、してほしくない。
『………好きな人はもう、出来ないと思う』
__その言葉を聞いたオレの顔はどんな顔をしてただろうか。
ただただ、彼女のオレンジジュースの氷が、
グラスに触れた指先でカラン…と音がたっただけだった。
「………え?」
何を言ってんの、城田さん。
どうしてそんなことを言えるの。
ただ疑問が、募ってくだけ。