業務報告はキスのあとで

「…すみません、無意識でした」


「はは、いいよ全然。でも、何かあった?何なら話聞くけど」



そう言って手島さんが私の隣のデスクのイスへと腰をかける


オフィス内でこんな世間話をしてもいいものかと悩んだけれど、もう既に退勤時刻は過ぎていて今は残業中である私と手島さんしかいない。




「じゃあ、少しだけ……お言葉に甘えても……いい、ですか?」



コクリと頷いた手島さんに私は申し訳なく思いつつも今の心境を話し始めた




「あの、最近何だか変で…………私、異性で凄く凄く嫌いだって思う人がいるんです。もう、なんていうか、絶対に好きになんかならないようなタイプで」



どう説明すればいいのか分からないけれど、分からないなりに説明を始めた私

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