激愛
・・・え?このメモはもしや?



龍さんから何か連絡が?




咄嗟にそう思ったあたしはいつもと同じように平静を装って野菜や肉を受け取ると去って行った配達員を見つめる




「瞳さん・・・何かありましたか?」




「い、いいえなんでもないです!」



「変なことは考えないほうがいいですよ、ここは至る所に監視カメラがあるしあなたが思うほど逃げ出すのは難しいと思ったほうがいい」




黒づくめの男は冷たい態度でそう呟くとちらりとあたしを一瞥すると外へと出ていく



別荘の周りを数人の男達が取り囲んで警備をしているこの別荘はほんの僅かな隙もないように見える




でも、まさか配達員を装って神龍のメンバーが接触してくるなんて・・・・




本当に神龍のメンバーが?!どうやってあたしがここにいるってわかったんだろう




手の中のメモを見たくてしようがなかったけど夜までぐっと我慢した




早く龍さんに逢いたい




逢いたくてたまらない・・・・龍さんもそう思っていてくれるかな





手の中のメモを握りしめながら龍さんへと思いを馳せていた



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