犯罪彼女


午後1時。
インターホンが鳴り、客が入ってくる。



「ようこそ、二宮梢さん。君の欲しい情報は用意しておいたよ」


私は客に笑みを向けた。

恐らく今まで見せたことのないような楽しそうな表情をしていたと思う。
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