『 幼馴染みって何ですか。 』
嫌な夢 と 私 .。

((入学おめでとう!同じ保育園出身は二人だけだもの、仲良くしてね?))


((卒業おめでとう、二人とも。入学の時みたいに二人で写真撮ったら?))




母たちに言われるまま、入学式、卒業式に写真を撮った。



そういえば、撮った写真はどこへ行ったかな


…あぁ、そうだ。君の心の中に置いてきたんだったね。





誰かが、夢の中でそう言った。


それは自分自身かもしれないし、はたまた、別の誰か。

そう、私でも、"彼"でも、無い。


私の中にある、何かかもしれない人が私の忘れられない記憶を引き起こした。






-ピピッ ピピッ


けたたましい程の音量で鳴る、目覚まし時計に軽く嫌気をさしながら迎えた、朝。



余裕があるわけではないけれど、布団の上でぼーっと、今日の夢を考えてみる。




「心の、中…か。」



自分の中にあるモノがそう言った。


夢なんてものは大体、朝起きると忘れていることが多いけれど、今回はそうも行かないらしい。




考え事をしていても仕方ない、私は私らしく行こう。



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